
ベーカリーのオーブンで「冷たい端」の問題を解消しましょう。
大規模な工業用オーブンを使ったことがある人なら、その「冷たい端」という問題の厄介さを知っているはずです。生地を取り出すと、中央部分は完璧に焼けているのに、端の部分だけが十分に焼けていないのです。これは本当にイライラする問題です。
私たちは、短波赤外線を利用したクォーツ管を使ってこの問題を解決しました。
実際、ほとんどのオーブンは空気の流れを利用して加熱を行いますが、短波赤外線はそうではありません。空気の流れなど気にせず、直接製品に熱を与えます。
実際の動作原理
このクォーツ管の中には、高純度のクォーツガラスの中にタングステンフィラメントが入っています。このフィラメントは、0.76~2.5マイクロメートルという特定の波長のエネルギーを放出します。
なぜこれが重要かというと、これがちょうど生地内の水分や脂肪が吸収しやすい周波数だからです。つまり、パンの周囲の空気を温めるのではなく、熱が直接生地の中に入るのです。
放射熱であるため、コンベヤーの端の部分の密度を高めるだけで十分です。そうすれば、オーブンの壁による「熱の吸収効果」を相殺でき、端の部分も中央部分と同じように均等に焼けます。
ハードウェアについての詳細
これらの装置は非常に速く動作します。わずか数秒で作動します。生産を開始する前に、巨大なヒーターを1時間も温める必要はありません。
長持ちさせるために、ハロゲンガスを充填しています。これにより、フィラメントが急激に蒸発するのを防ぎ、高ワット数で使用しても定期的に交換する必要がありません。
電気的な注意点
これらの装置は、起動した瞬間に大量の電流を消費します。配線が古かったり、リレーの仕様が十分でなければ、装置が壊れてしまいます。電源が初期の電流の増加に対応できるか確認してください。
正常に動作させるためのポイント
これらの装置は、既存の設備にそのまま取り付けられるように設計されています。端子の精度も高く保たれているので、電気的な接続もしっかりと維持されます。
ただし、注意点もあります。クォーツガラスを清潔に保つ必要があります。小麦粉の粉や油脂がガラスに付着すると、熱の集中が起こり、それが原因で装置が壊れてしまいます。定期的に拭き掃除をすることで、ダウンタイムを減らすことができます。